◇CD◇本棚◇
7月ですね。
先日買って、とても良いなぁと思ったCDを紹介します。
ビクトル・ハラのCDはベスト版を1枚(とカセットテープで1本)持っていました。温かみと透明感、そして説得力のある歌声で、とても好きです。1960年代から1970年代のチリの政治状況と密接に関わっている歌手では有りますが、そういうことを抜きにして、音楽だけを聴いても、充分素晴らしいと思います。日本版で歌詞カードが付いて発売されたらいいのになぁと、強く思いますが。スペイン語の勉強の教材としても良いかもしれません(^^。
ビクトル・ハラについて、1960・70・80年代の中南米の政治状況と音楽について、興味のある方は、八木啓代さんの「ラテンアメリカ発、音楽通信」をお奨めします。学生時代に生協の本屋で何気なく手にとったのですが、僕の人生にかなり大きく影響を与えた1冊だと思います。14年前の著作なので、世界情勢は大きく変わった点も有りますが、八木さんの熱い文章は時代を超えて感動的だと思います。(「危険な歌―世紀末の音楽家たちの肖像」と言うタイトルで文庫になっているようです。)
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